夏休み企画「源内工作&源内うなぎ」の オープニングは、源内さんの生涯をビデオで勉強。いつも源内塾をしている生家のお座敷は超満員。扇風機がフル稼働で~す。
源内さんの知られざる顔、発見できたかな~?きっと源内さんってエレキテルだけって思ってたはず・・・
源内さんの妹さんの子孫「平賀さん」が「お神酒天神」の説明。「お神酒天神」とは、お酒を供えると、一瞬のうちに、酔った赤い顔の天神様になるという仕掛けの掛け軸。
源内さんが、11才の時に発明したもので、この頃から、飛びぬけてかしこかったからみんなに「天狗小僧」と呼ばれていたそう。今日はこの「お神酒天神」をみんなで作ります。がんばるぞ~。
まずは天神様の色塗りと顔づくり。さすが子供達、発想がお見事。
メガネをかけた源内さん、ヒゲモジャ源内さん、ウインクしている源内さんも……。思い思いの源内さんが次々と登場。
ここからが、お神酒天神の顔が、あっとゆう間に赤くなるからくりづくり。
肌色の紙と赤色の紙が、うまく顔の色が変わる場所にくるように、ヒモの長さやヒモを留める位置の調節に四苦八苦。長すぎても短すぎてもうまく変わらないので、これが結構むずかしい。
「ちゃんと顔が赤くなってるかな~?」「お父さん、やってみて。」会話が聞こえるようですね。
肌色と赤色の紙が顔の途中で止まってしまったら、仕掛けがバレて大変!
先生の詠智会さんを中心に、隊長、石塚さん、曽根さん、それにガイドの近藤さんも加わって、サポート役で指導。
「なるほど!」「こうするんや!」作業は一気に進みます。
「やった~」「完成!」「見てみ~まい!できたで!」「ほんまじゃわ!」
自分だけのお神酒天神 こんなにずら~り!
お疲れ様!
いしや旅館さんでお待ちかねの昼食。 お神酒天神を作って、ここまでまち歩きをしてきて、 もうお腹ペコペコ。
この時期にうなぎを食べるようになったのは、源内さんが、うなぎ屋さんから、「うなぎが全然売れないのでどうしたら、売れるようになるだろう。」と相談を 持ちかけられ、「土用の丑の日にはうなぎと宣伝した らどうだ。」と言ったのが、土用の丑の日のうなぎの始まりという説が最もよく知られています。
ウィキペディア(Wikipedia) 「鰻を食べる由来」を参照
「いしや」さんが この日の為特別にうな丼を作って下さいました。※「いしや」さんの通常メニューにはうな丼はありません。ちなみに、うなぎは徳島産です。
うな丼もお味噌汁も、おいしかった~。あっとゆう間にペロリ。ココナッツアイスは「いしや」さんの看板デザート。涼しげな見た目とさっぱりとした食感がたまりませ~ん。最後に、山西隊長挨拶。お神酒天神の準備を一手に引き受けて下さった
「詠智会」さん(真ん中)、特別メニューのうな丼を作って下さった「いしや」さん(左)を紹介。ありがとうございま~す!
今日の出会いを大切にしたいとの隊長の言葉に じ~ん‥。
このイベントが朝日新聞平成20年7月21日に掲載されました。