親友『杉田玄白』(地図番号5)
源内さんは、江戸でも多才な才能を発揮し注目されましたが、順風満帆(じゆんぷうまんぱん)な人生は送れませんでした。
この句は、杉田玄白(すぎたげんぱく)が多難(たなん)の人生だった源内さんの生涯を振り返りおくった句です。
「嗟非常人 好非常事 行是非常 何非常死」と書かれています。
この銅像は、さぬき市寒川町石田(さんがわまちいしだ)の出身で、わが国彫刻(ちょうこく)界の一大権威(けんい)者「小倉右一郎(おぐらういちろう)」氏の作品です。
銅像には、源内の死を悼(いた)み、親友杉田玄白(すぎたげんぱく)がおくった言葉が刻まれています。
「嗟非常人 好非常事 行是非常 何非常死」
ああ非常の人、非常のことを好み、行いこれ非常、何ぞ非常に死するや
(貴方は常識とは違う人で、常識とは違うものを好み、常識とは違うことをする。しかし、死ぬときぐらいは普通に死んで欲しかった。)
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